聴くだけで絶大な効果がある「ソルフェジオ周波数」とは?
皆さん、「Enya(エンヤ)」というアーティストはご存知ですか?
奇跡の歌声で世界中に癒しを与えるエンヤは、「ヒーリング」というジャンルを作り上げたパイオニア的存在。天空から降り注ぐかのような美しい歌声と、ハープやパイプの音が奏でる曲は、日々の疲れを癒し、心を落ち着けてくれます。
なぜ、こんなにも彼女の声は、私たちを癒すのでしょうか?
「ソルフェジオ周波数」とは?
音には、波動や周波数があります。音は、空気の振動によって生まれ、1秒間に空気が振動する回数(=速さ)を表したものを周波数といい、周波数の単位をHz(ヘルツ)といいます。例えば、528Hzだったら、1秒間に528回、振動していることになります。数値が大きくなると高い音、小さくなると低い音を表します。
周波数そのものは「ピー」というただの音ですが、元々は川のせせらぎや草原が風に揺れる音など、自然の中にある周波数です。
周波数のなかでもレオナルド・G・ホロウィッツが著書の中で提唱した「ソルフェジオ周波数」と呼ばれる特定の周波数は、396Hz、417Hz、528Hz、639Hz、741Hz、852Hz の 6種類から構成される音階のことです。
現在では、周波数の差が「111」という計算から導かれた、174Hz、285Hz、936Hz を加えた 9種類を、ソルフェジオ周波数と呼ぶことが主流となっています。
私たちの心身に大きく影響する「ソルフェジオ周波数」
「ソルフェジオ周波数」は、聴いた時に心地よく感じ、人の心と身体によい効果を働きかけるとも言われ、近年、ヒーリングミュージックや自然療法の分野で話題を呼んでいます。
そんなソルフェジオ周波数の中でも、特に重要だと言われているのが「528Hz」。「愛の周波数」とも呼ばれているこの周波数は、私たちが日頃知らないうちに浴びている電磁波やマイナスエネルギーなどによって壊れているDNAを、修復してくれる効果があります。エンヤをはじめ、ジョン・レノンの「イマジン」や「ヘイ・ジュード」などの音楽には、この「528Hz」が多く含まれています。
この「528Hz」の周波数の効果は絶大で、例えば、『イビキをかいて寝ている夫の部屋で「528Hz」の音楽を(こっそり小さな音で)掛けてみると、イビキが収まった!』といった話や、『落ち着きがないペットのウサギに聴かせると、耳を立てて音に聞き入り、まるで何らかのメッセージを受けて瞑想しているようだった』などの効果もあるそうですよ。
また、「言葉」にも周波数があんです。
植物を育てる際、「かわいい、ありがとう」などの言葉をかけるとすくすく育ったが、「汚い、バカヤロウ」の言葉をかけると成長が貧弱だった、という実験結果があるのはご存知ですか?
この『ありがとう』や『かわいい』という言葉も、実は「528Hz」なんですね。言われた相手も、自分をも癒す素晴らしい言葉は、積極的に発してみてくださいね。
「ソルフェジオ周波数」と「チャクラ」
周波数がこのような効果があるのは、それぞれの周波数が人体のチャクラと明確に対応し、共鳴共振しているのが理由と言われています。
肉体の臓器はそれぞれ固有の周波数を持っており、生活習慣の乱れなどにより本来の周波数を維持できなくなり、不調和を起こし体調を崩してしまいます。近年、これらの不調和を外部からの波動に共振させることにより、本来の周波数を取り戻しリセットすることで体調を整えるという研究が進んでいます。
それぞれの周波数の効果と、対応するチャクラについてご紹介します。対応する周波数を聴くと、対応するチャクラを癒す役割があります。
■174Hz:心を安定させてくれる音「安定の周波数」
174Hzは、ソルフェジオ周波数のうち、1番低い周波数です。意識の拡大と進化の基礎となる174Hzの周波数が、人の内面に働きかけ、心を安定に導くといわれています。音に合わせて声を出して音階と共鳴することで、落ち着いた気分が広がります。心が安定すると自分の軸や存在をしっかりと認めることができ、一歩踏みだす勇気を抱くことができます。
■285Hz:自然治癒力を促し心身を整える音「促進の周波数」
285Hzは、多次元領域からの意識の拡大を促すという、ソルフェジオ周波数の中でもスピリチュアル性の高い周波数です。心の安定をより強固なものにするために、自然治癒力を促し心身を整えるといわれています。
■396Hz:トラウマ、恐怖から解放する音「解放の周波数」
第1チャクラ / レッド:尾てい骨部分
396Hzは、基本となる癒しの周波数528Hzとともに、ソルフェジオ周波数の中でも重要視されている周波数です。罪の意識や、トラウマ、恐怖心、不安の感情を緩和させるといわれています。感情に働きかけ、自己の解放を促し、聴いた後に心も体も軽く感じさせてくれます。
■417Hz:マイナスから変化を促してくれる音「変化の周波数」
2チャクラ / オレンジ:丹田
417Hzは、変容を促す周波数です。417Hzの周波数があなたの意識と無意識に働きかけ、回復力を高める助けとなります。ストレスを生み出し状況をより悪化させる原因にもなる、マイナス思考やマイナスな状況からの回復を促すといわれています。
■528Hz: DNAの損傷を修復してくれる音「基本となる癒しの周波数」
第3チャクラ / イエロー:胃
528Hzは、9つのソルフェジオ周波数の中でも、基本となる周波数で「奇跡の周波数」ともいわれています。過度なストレスに晒され、傷ついたり壊れたりした細胞のDNAを修復するといわれています。
ジョン・レノンの「イマジン」や「ヘイ・ジュード」、エンヤの曲、グレゴリオ聖歌等からは、この528Hzの周波数で出来ているという。
■639Hz:人とのつながりを癒す調和の音「調和の周波数」
第4チャクラ / グリーン:心臓
639Hzは、人との繋がりをもたらす調和の周波数です。対立するものを統合し緩和させることから、人間関係の向上が期待できるといわれています。
■741Hz:表現力を向上させてくれる音「自由の周波数」
第5チャクラ / ライトブルー:喉
741Hzは、意識を自由に羽ばたかせて表現力を開花させる周波数で、コミュニケーション能力の向上をはかるといわれています。741Hzの音に合わせて声を出してみると、さらに効果が高まります。
■852Hz:直感力を覚醒させてくれる音「直感の周波数」
第6チャクラ / ダークブルー:眉間・額
852Hzは、直感力を覚醒させる周波数です。脳の奥に位置する「松果体」を活性化し、洞察力、直感力を高めるといわれています。思考がクリアになったかのように雑念が取り払われ、リフレッシュ感が得られるでしょう。
■936Hz:高次元、宇宙意識とつながる音「活性の周波数」
第7チャクラ / パープル:頭頂部
936Hzは、9つのソルフェジオ周波数の中でも1番高い周波数です。頭のてっぺんと天井がつながったかのようなスピリチュアルなイメージを持ち、高次元の意識とつながることで脳が活性化するといわれています。
危険な周波数と言われる「440Hz」とは?
周波数の中には、危険と考えられている種類のものもあります。それは、「440Hz」です。
440Hzの音は、ソルフェジオ周波数の中でもデビルトーンと呼ばれ、一部の人の中で警戒されている音階で、人々を興奮させ、ヒステリーを起こさせる音階と言われています。サイレンや地震警報、電車の発車などの警報に使われています。
また、赤ちゃんの泣き声はとても大人の耳に響きますよね。それは、人間が不快であると感じる440Hzで泣いているからなんです。「お腹が空いた」「苦しい」などの不快感を母親に早く伝えるために、言葉を話せない赤ちゃんが注意をひく440Hzで泣いているのです。
440Hzは、注意をひくには効果的ですが、一方で、人のやる気をなくさせたり、ストレスを感じさせたりする危険性もはらんでいるようです。
効果的な音楽の聴き方とは?
騒音の少ない静かな環境下で、リラックスした状態で聴いてください。イヤホンやヘッドホンで聴いても問題ありませんが、できればスピーカーから直接音を出して、音を浴びるように、全身で聴くのがおすすめですよ。
・眠る前に
・お風呂の中で
・ソファやリクライニングチェアに座って
このように、心と体をゆったりと解放させるような気分で聴くと、全身で聴くことができ、より良い効果が期待できますよ。
ソルフェジオ周波数による音楽を実際に聴いてみて「心地よい」と感じたら、それは自分の波動に合うと思って良いでしょう。
なお、体調が悪い時に治そうと思って聴いても、リラックスできていない状態なのであまり効果はありません。リラックスしている時に、何となく聞こえているという状態が一番良いそうです。
また、そのチャクラが弱い人、弱っている人が聴くと、不快に感じるようになっています。段々慣れてきて、不快に感じなくなったら、チャクラの働きが回復した証拠です。音量を小さくして、自分が耐えられる時間だけ聴くなどして、慣らしていくといいですよ。
ぜひ、Youtubeなどで気になる周波数の音楽を検索して、お気に入りをみつけてみてくださいね。