Part②:「1日3食」が全ての不調の原因だった!空腹パワーで無敵のカラダを手に入れよう!


Part①:1日3食が全ての不調の原因だった!空腹パワーで、無敵のカラダを手に入れよう! の続きになります。

前回①では、今までの間違った常識や誤った食事法を解説いたしました。
今回は、「1日16時間食べない半日断食」がどれほど素晴らしいメリットをもたらすのか、について解説いたします。



細胞が自分を食べる「オートファジー」

それでは、なぜ「空腹」が良いのか?


Part②:「1日3食」が全ての不調の原因だった!空腹パワーで無敵のカラダを手に入れよう!

前回Part① で、16時間以上空腹を保つことが重要だとお伝えしました。なぜなら、16時間経つと、体の中で「オートファジー」が起こるからです。「オートファジー」とは、2016年にノーベル生理学医学賞を受賞した、比較的新しい概念あり、今、特に注目が集まっています。

私たちの体は、約60兆個の細胞でできており、細胞は主にタンパク質で作られています。日々の生活の中で古くなったり、壊れてしまったタンパク質の多くは、体の外に排出されますが、排出しきれなかったものについては、細胞の中に溜まっていき、細胞を衰えさせ、様々な身体の不調や病気の原因になってしまうのです。(体にゴミが溜まっていく感じですね)

一方で、私たちは、普段食べたものから栄養を摂取して、必要なタンパク質を作っていますが、何らかの原因で栄養が入ってこなくなると、体は生存するために、何とか体外にあるものでタンパク質を作ろうと頑張るようになります。そこで、古くなったり壊れてしまった細胞内のタンパク質を集めて、分解し、それらをもとに新しいタンパク質を作るんです。(ゴミのリサイクルといったイメージですね)


Part②:「1日3食」が全ての不調の原因だった!空腹パワーで無敵のカラダを手に入れよう!

つまり、「オートファジー」とは、古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせる仕組みであるといえます。

細胞が生まれ変われば、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織器官の機能が活性化し、体の中のゴミが新しい細胞に生まれ変わります。その結果、体が内側から若々しく蘇り、病気を寄せ付けない体になるんです!

「オートファジー」という概念、すごいですよね!

栄養が入っていない飢餓状態になると、体はそのゴミのタンパク質を再利用して新しいタンパク質を作り出します。「オートファジー」は、体や細胞が強いストレスを受けた際にも生き残れるようにと、体内に組み込まれたシステムであり、細胞が飢餓状態になった時や低酸素状態になった時に働き始めるんです!

具体的に言うと、最後にモノを食べてから16時間程経過しなければ「オートファジー」は活性化しません。つまり、「空腹の時間」を作らない限り、「オートファジー」によって細胞を生まれ変わらせることはできないのです。



空腹の時間こそ、究極のアンチエイジング!

「特に今、体調悪くないから、やらなくてもいいかなぁ」と思っている方、この効果は健康だけじゃないんですよ!


Part②:「1日3食」が全ての不調の原因だった!空腹パワーで無敵のカラダを手に入れよう!

空腹の時間を作るのは、究極の『アンチエイジング』方法なのです。

私たちは歳をとるにつれて、シワやシミ、白髪が増えてきて、物忘れがひどくなり、体力が落ち、疲れやすくなってしまいますよね。恐らく誰でもこうした悩みを抱えていて、できれば老化を食い止めたいと思っているでしょう。

では、老化を食い止めるには、あるいは、老化のスピードを少しでも遅くするには、どうすればよいのか?

それは、空腹の時間を増やすこと。

空腹の時間を増やすことにより、「オートファジー」が起こり、古くなった細胞を新しく生まれ変わらせるという究極の『アンチエイジング』が可能になります。さらに、「活性酸素」によって引き起こされる老化は、空腹の時間を作ることによってこの「活性酸素」が減るんです。その結果、老化のスピードが遅くなります。さらに空腹の時間を作れば、成長ホルモンの分泌も促されます。成長ホルモンが多く分泌されれば、シワやシミなどの老化による肌のトラブルや筋肉量の低下に伴う疲労感などが改善されるんです!

「オートファジー」を活性化させるという事は、元々私たちの体に備わったシステムであり、それを使うのが一番効率的なんです。病気知らずの体になる上に、『アンチエイジング』効果もある!

老化を食い止めるためなら、高い化粧品を買ったり、エステに通ったりと、いくらでもお金払いますよね?
「お金がなくて、美容やアンチエイジングにあまりお金使えない!」という方も、この「空腹の時間を作る」これだけでアンチエイジングが叶うんですよ!実行しない手は無いのですよね♪



簡単にできる「半日断食」のやり方

16時間は長いと思われるかもしれませんが、睡眠時間とうまく組み合わせる事で無理なく実行することができます。

例えば、「1日8時間寝る場合あと、8時間」「週末は10~12時間寝る場合、あと4~6時間」だけ過ごせば、食べずに16時間を過ごすことができます。睡眠時間の前後に均等に振り分ければ、4時間前と起きた後の4時間モノを食べずに過ごせば目標達成です。できれば、毎日空腹の時間を設けていただくのが理想ですが、仕事や家庭の都合で難しい場合もあるでしょう。

そんな時は週1回でも構いません。週末だけでも構いません。

それだけで、十分に体のリセット効果を味わえるはずです。最初のうちは「いきなり4時間モノを食べずに過ごすのが辛い」「起きた後どうしてもお腹が空いてしまう」という場合は、2時間でも3時間でも良いので自分のできる範囲で進めてください。段々体が空腹に慣れてきますよ。

どうしても空腹に耐えられないという方は、以下のようなものを食べてください。


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生野菜、サラダ、ナッツ類、チーズ、ヨーグルト

これらでしたら、空腹の時間中に食べても構いません。ごはん、麺類、パン、肉といった食べ物の塊でなければ大丈夫です。

何事も始めは辛いものです。しかし実践するにつれて空腹にも慣れてきまして、今では空腹感を楽しめるようになりした。実際に私も行っておりまして、頭の働きが全く違う事を感じています。私の場合は、夜ご飯を遅くとも20時までには済ませ、朝ご飯はプロテインなどの飲み物にして、12時頃の昼食にしています。(朝ごはんは、飲み物・ナッツ・ヨーグルトだけでも意外と昼食までもちますよ)

そうすると午前中の仕事はとっても捗ります。むしろ、食べ物を食べてお腹いっぱいの状態で知的作業をすることなどできませんので、頭を使う時は、絶対に空腹で行うようにしています。


Part②:「1日3食」が全ての不調の原因だった!空腹パワーで無敵のカラダを手に入れよう!

さらにです!体も軽くなってきて、お肌の調子も良くなってきました。本当に良いことずくめなんです!

空腹の時こそエネルギーがみなぎってくるのを実感します。皆さんも是非この感覚を味わってみてください♪