再生医療でも大活躍!美肌ケアに欠かせない「キトサン」とは?

みなさん、「キトサン」という成分を聞いたことはございますか?

 

キトサンとは、カニやエビの殻、キノコや菌類の細胞膜にも含まれている物質で、水にも酸にも溶けない動物性の食物繊維をキチンといい、これを化学処理したものが「キトサン」になります。キトサンになると、水には溶けないが酢や胃酸には溶けるようになります。

肉芽組織を誘発して損傷を受けた組織を再生・修復するため、特に医療分野では神経や皮膚などの再生医療素材や結合材など多様されていて、美容・化粧品業界でも注目の成分なんです。手に入れやすい物質であることから、多方面で研究され、その有用性が話題を集めました。

     
身体との親和性が高い「キトサン」

医療現場においてキトサンが重宝される理由のひとつが、生体への吸収性の良さです。カニなど天然の生物資源に由来しているため、人体などに取り込まれたとき、異物と認識されないんです。

普段、飲食物を摂取した場合など、消化・吸収のため体内では分解酵素が分泌されますが、キトサンも異物として拒否されず通常と同じようなプロセスにより処理されます。

皮膚の傷を治療する際には、回復を早める効果が知られています。患部にキトサンを吸収させると、炎症を起こした細胞は膿になりません。傷口では肉や血管組織の再生が活性化され、その分だけ治癒までの時間は短縮されます。

このように、キトサンは、分子がたくさん結合した高分子の多糖類で細胞レベルで人体に親和性が高い性質を持ちます。

     
万能な「キトサン」は、覆っても◎、食べても◎

さらに、キトサンには、抗菌力、保湿効果、コレステロールを下げる効果があることから、カラダの内側と外側から美肌ケアをするのに大活躍の物質がキトサンなのです。

食用のキトサンは、摂取すると野菜や豆類のように食物繊維としての役割を果たします。

再生医療で用いれば、手術の痕が気にならないくらい本来の皮膚と結びつく能力があり、以前ほど拒絶反応のリスクを背負わなくて済むようになりました。

このように、キトサンが活用される分野はとても多岐にわたり、現在では医療用、化粧品用、健康食品用、医療用、工業用などで使われています。


こんなに優秀で、人体に害のない万能成分の「キトサン」は、アナザースキンマスクの主成分のひとつとして美容再生に重要な役割を担っています。ぜひお試しください。