美味しいだけじゃない!チョコレートの持つ効果
大好きな方も多いチョコレート。
チョコレートには多くのポリフェノールが含まれています。
このポリフェノールは、美容や健康に良いと耳にしたことがある方は多いと思います。しかし、実際どのような効果や働きをしているのでしょうか。
今回は、そんなチョコレートが持つ美味しさ以外の魅力を紹介していきます。
ポリフェノールとは?
ポリフェノールとは、植物が光合成の過程で作り出される抗酸化物質で、紫外線や害虫から身を守るために重要な役割を果たしています。そんなポリフェノールの持つ抗酸化作用は私たち人間にも有用で、免疫機能の低下や老化を引き起こす「活性酸素」を取り除いてくれる働きをします。
チョコレートに含まれるポリフェノールの量
チョコレートの原料であるカカオには多くのポリフェノールが含まれています。
特に、カカオの含有量が多いダークチョコレートには100g中840mgものポリフェノールが含まれており、ポリフェノールのイメージが強い赤ワインの180mgに比べても多く含まれることが良くわかるかと思います。
カカオポリフェノールの効果
①血圧低下
基本的には、血管が詰まり、細くなることで血圧は上昇しますが、カカオポリフェノールを摂取することで、血管が広がり、血圧低下の効果が期待できると言われています。
②動脈硬化予防
動脈硬化の主な原因は、LDL(悪玉)コレステロールの酸化によるものです。カカオポリフェノールにはLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ、抗酸化作用があるため、動脈硬化の予防が期待できます。
③老化防止、美容効果
カカオポリフェノールには優れた抗酸化作用があり、老化の原因ともなる「活性酸素」を除去してくれる働きがあるため、老化防止が期待できます。
チョコレートを食べる際の効率的な食べ方
ポリフェノールは水溶性のため、一度にたくさん食べても排出され体内にとどめておくことが出来ません。
一般的には、間食の適量は1日200kcal以内と言われているため、毎日少しずつ食べるのがおすすめです。
最適なタイミングは朝食後から昼食までの1回、昼食後から夕食までの1回です。
夜は日中に比べ活性酸素が発生するリスクも少なく、食べたものが代謝されにくいため、夕食後にチョコレートを摂取するのは避けましょう。
取りすぎには注意をしながら、美味しく健康にも役立つチョコレートを楽しんでみてはいかがでしょうか?